お知らせ
こんにちは。KéFU stay&loungeスタッフの渡邊です。
KéFU stay&loungeでは、2021年5月5日に「けふの西陣まち歩き」を開催しました。
生憎の雨模様でしたが、イベントには10人の方が参加してくださいました。
西陣の町に残る、映画館や京町家の歴史に注目したまち歩きについてご紹介します。
・当日の様子・
今回のイベントでは、上京ちず部部長の石崎立矢さんと、京町家なんでも応援団団長の冨家裕久さんのお二人にガイドをしていただきました!
ガイドのお二人と参加者の皆さんと一緒に歩きながら、昔の劇場跡やその周辺の町の様子、また、京町家や路地の特徴などを実際に見て回りました。
実際に歩いてみると、私たちが今まで何気なく通っていた道や町が大きな映画館の跡地だったり、今でもその時の建物の名残が残っていたりと、気づかないだけで沢山の歴史が現在でも町に残っているのだとわかりました。
一つの映画館の周りにいくつかの飲食店を伴って開発をされた地域や、小さな劇場が狭い範囲に集められた地域など、様々な地域があったそうです。
現在映画館は無くなってしまったものの、周りの飲食店やその地域自体は残っており、映画館に訪れた人々で賑わっている当時の様子が見えてくるようでした。
また、京町家については、町家の持つ特徴や、その違いのお話がありました。なんと、その地域や時代、住む人の職業などによって町家の様子は異なるそうです。
二階の高さ、家の構造、町家自体の色など一つ一つに違いがある京町家。参加者の皆さんは、その違いを確認しながらまち歩きを楽しんでおられました。
今回のまち歩きを通して、京都の町のことをよく知っていらっしゃるお二人だからこそのお話や、実際に歩いて目で見て確かめてみて知ることのできる、歴史や文化を学ぶことができました。
西陣の町を新たな視点から見ることで、今までよりもっとこの町を好きになる、楽しいイベントでした。
ガイドをしてくださった石崎さん、冨家さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました!
【Writing 渡邊】